明らかにキャピタルゲインよりインカムゲインの時代になると私は考えています。そもそも、日本においてキャピタルゲイン狙いの不動産投資を可能にした背景には、「土地神話」がありました。土地を有力な担保資産とし、土地に信用力をもたせてお金を借りられる仕組みをつくったことによって、いつしか土地が大きなパワーを持つようになったのです。この「土地本位制資本主義経済」と私が呼んでいる、土地を中心にお金を回す仕組みが、日本の高度経済成長期においては大きな役割を担いました。
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ただし、金融資産化した土地は、どんどんその値をつり上げ、住宅用地価格やマンション価格も高騰し、ついに実態とかけ離れた金額にまで達した結果、1980年代後半のバブル経済とその崩壊を引き起こしてしまいました。それと同時に「土地本位制資本主義経済」も意味を失いました。