授業見学のあと、職員室に戻って昼食をとりながら先生方と話し合いをしていると、意外な事実が次々と出てきた。まず、先生方が自慢するのは、「この学校ではほとんど全員の先生が毎日学校に出てくる」ということである。そんなことが自慢になるのか。先生が毎日学校に出てくるなんて当たり前じゃないか。じゃあ何か、他の学校では先生は毎日は出てこないのか。「そうです。他の学校では先生はよく欠席します。この国で平均的に家族を養っていくためには、少なくとも月に四十米ドルを必要とします。しかし国は貧しくて、先生の給料は十五米ドルしかありません。仕方なしに先生方は、バイクタクシーのアルバイトをしたり、農作業に出たりして日銭を稼いでいます。だから、毎日は学校に来られません。
[推薦情報]
不登校児も入れる通信制高校